10月28日〈金〉第5回ウォーキングが秋晴れのなか、32名の参加で行われました。コースと時間は以下の通りです。
9:00 西武新宿線「小平」駅集合〜「小平墓地」を横断して新青梅街道にでる〜黒目川天神社・黒
目川天神湧水見学〜10:00 登録有形文化財「顧想園」(村野啓一郎邸)見学〜11:30 東京
ガスミュージアムの見学〜12:20 小平ふるさと村見学〜13:30 昼食・中華料理店「同心居
(とんしんじゅ)」〜14:30 同店で解散 <歩いた距離、約8km>
今回の目玉はなんと言っても文化庁の登録有形文化財に指定された東久留米市柳窪の豪農・村野邸見学です。敷地4000坪という広大な屋敷地に圧倒されました。
所在地は東久留米市柳窪で「小平霊園」とは新青梅街道を挟んだ反対側にあります。交通量の多い新青梅街道の裏手を一歩奥に入ると騒音も一切聞こえない鬱蒼とした林が広がります。
「顧想園」の命名の由来は、国木田独歩の「武蔵野」の一節「林の奥に座して四顧し、傾聴し、睇視(ていし)し、黙想す」の「四顧」と「黙想」からと名づけたとパンフレットにあります。園内には樹齢約200年の欅(けやき)・白樫・杉・椹(さわら)が林立し、広大な敷地の一角に茅葺屋根の主屋、離れ、三つの蔵の建物が並んでいます。
現在この建物群は会員制の茶会、句会、会合などに開放されて、有料で貸し出されています。
「顧想園」は普段は非公開となっていますが、平塚会長と村野家の当主と懇意であることから特別に見学することが出来ました。主屋は農家らしく外見は簡素なつくりになっていますが、主屋の奥の間や主屋と渡り廊下でつながれた離れの内部の造作はそれは見事なものです。
欄間、障子、ガラス戸など精巧で斬新な意匠はいまの時代でも立派に通用するできばえです。また3つある蔵のうち明治中期に建てられたもっとも新しい「新蔵」は現在茶室として再生され、陶器・洋画などの個人ギャラリーとなっています。ちょうど平塚会長の奥さん(平塚恭子さん)の作品が展示されていました。
見学を終えて庭でお茶と地元産の小麦粉で作られた饅頭をご馳走になり、11時に「顧想園」を出発し、新青梅街道沿いの「東京ガスミュージアム」見学後「小平ふるさと村」でしばし休憩と見学をして13時に花小金井にある中華料理店「同心居」に向かいました。
子一時間、ランチとアルコールでしばし歓談して14時半に同店で解散となりました。
今回のウォーキングは予想を上回る参加者で幹事の一之瀬浩久さん(43年経)小林常男さん(35年法)斎藤徹さん(39年経)古賀誠一さん(44年商)には諸準備ならびに運営・管理でご苦労をおかけしました。参加者を代表して御礼を申し上げます。
■参加者(敬称略)
井上貞夫・30理 石田巌・32文 平塚宗臣・34経 中西徹・34法 小林常男・35法
池田高明・裕子・35医 寺下淳敏・37文田島敏宏・37経 跡部信明・37商
古郡俊幸・38政 鈴木和重・38経 斎藤徹・39経 盛山毅・39政 尾内理雄・39商
小野哲生・陽子・39経 佐瀬義郎・41商 小島常弘・41商 岡田充・42商
大出勇・43工 一之瀬浩久・43経 長岡慶一・43法 古賀誠一・44商 佐藤和人・44法
久保木有史・45政 伊佐洋子・45文 檀原彰・裕子・46経 小森一郎・47法
神山光路・47政 小谷栄子・47文 ―32名― |
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