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早稲田に連勝!久々の快挙にわいた神宮球場




 2009年秋のシーズン、早稲田に「11:2」で大勝した初戦の翌日、所沢三田会・野球同好会が企画した「学生席で慶早戦を応援しよう」に参加したメンバーは9名。

34年卒の美沢ご夫妻、37年の竹下さん、39年の尾内さん、高橋正彦さん、田中龍平さん、H9年の甲田夫妻、そして47年の神山。

12時に神宮球場正面入り口で待ち合わせをして、学生席のある3塁側スタンド席に陣取る。この時点で学生席はほぼ8割がた席がうまっていた。前日の大勝に気をよくしたファンが続々つめかけ、試合開始の午後1時を前にして満席の状態だ。

    

応援指導部とチェアリーダーが試合開始前から場を盛り上げる。試合時間も入れると4時間以上、休みなく応援を指導していることになる。我が所沢三田会の応援部隊は若い甲田夫妻を除けば全員60歳以上、立ったり座ったり、大声で歌を歌い、点が入れば肩を組んで「若き血」を何度歌ったことか。9回を除けば慶應の攻撃時間が圧倒的に長く、試合は一方的な展開に終始した。つまり立ち上がっての応援時間がそれだけ長くなるわけだ。年配者にはちと、こたえる。

2回5本のヒットで4点を奪うと、4回にも3本のヒットで2点を入れ、序盤で6:0のスコア。先発の小室(大宮高校)は初回、2本のヒットを打たれるが早稲田の拙攻にも助けられ無失点に抑える。今季まだ勝ち星のない小室だったが、2回以降8回まで淡白な早大打線を散発4安打に抑える好投で、三塁側は楽勝ムードが漂う。

最終回に斉藤祐樹が登板すると、球場全体のボルテージが上がる。しかし、斉藤の球威、コントロールは全盛期のそれには程遠く、あっさり追加点を奪いスコアは7:1。

しかし勝負はわからないもので、結果的に斉藤から奪った1点が最後まできいた。

最終回、これまでいいピッチングをしていた小室がピンチヒッターを繰り出す早大打線につかまり、一挙3点を失う。しかし点差はまだ3点、これが2点だと守る側としては心理的に余裕がなくなる。

しかし代わった左腕の松尾拓美(金沢泉丘高校)が最後の打者を押さえ、ゲームセット。

    

この瞬間、慶應は勝率で1位(,667)となる。しかし立教に取りこぼしたのが響き、優勝は明大(,615)に譲ってしまった。

早稲田に快勝して「優勝」という最高の結果は取り逃がしたが、小野寺(前橋高校)が首位打者をとり、まずまずのシーズンだったように思う。

学生席での慶早戦観戦という久々の経験をさせてもらい、応援の疲れもかえって心地よく感じた。

神宮球場の目と鼻の先の日本青年館でお茶を飲み、各自思い思いの経路で帰宅についたが、「今度は内野席でビールを飲みながら、ゆったり慶早戦を見たいもんだね」誰言うともなく最後に本音がポロリとでた。




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